Fxxk you COVID-19 !
4月9日のLIFE SIZEが中止になってしまいました。
個人的にめちゃくちゃ楽しみだった。
その日に出て頂けるバンドはどれもかっこいい人たちばかりで、間違いない日になることが確定してたと言っても過言じゃない。
楽しみにしてた人たちには本当に申し訳ないです。
そして、LIFE SIZEは去年の12月に元々開催される予定でした。
とある事情でイベントが流れて、やっと今回4月に決まりました。
それがまた流れる。
こんなことってあるのか…
自分たちの力じゃどうにもできないもの、『不可抗力』が世界に蔓延している。
それに戦えるのは一部の人たちのみ。
今、自分たちが培ってきたもの、人類が蓄えてきて知識をフルで活用しながらウイルスのワクチン開発に力を注ぎこんでいるだろう。
本当に感謝しかない。
自分が子どもの頃、夢見ていた職業が医療関係だっただけあって個人的にすごく悔しい気持ちでいっぱいです。
人それぞれの戦いがあります。
攻撃する戦いではなくて、守る戦い。
大半の人が今それを求められて実行している。
マスクを必要以上に買わない、や食料品の買い占めをしない、不要不急の外出自粛。
一般の人ができることは限られているけど、限られている範囲がわかっているのなら目一杯そこで守る戦いをしよう。
じゃあバンドって、音楽って今何ができるのか。
中指立てながらこの憎いウイルスに対する気持ちを音楽にする人もいれば、世間の人々の様子を見てそれを音楽にする人、普段と変わらないように自分の日常を音楽にする人。
それぞれあると思う。
共通しているのは、今も何かを「生み出している」ということ。
ライブというお客さんを直接自分たちの居場所に引き込んで心に音楽を届け、「感動」を生み出すことはできなくなってしまったけれど、今度は無観客ライブや生配信で「感動」を生み出した。
この行為によって、また新たに音楽は一歩進んだ気がする。
たくさんのバンドが声を上げて何かしらみんなを楽しませようとしている。
じゃあ生み出したものを受け取る側がどうするかって、たくさん消費すればいい。
消費って聞こえは悪いかもしれないけど…
受け止める?がいいのかな。
たくさん受け止めることができればいいな。
そして知らないバンドとかにも出会ったり、今まで好きなバンドをさらに好きになったり。
心の器が広がって、物事のいろんな考え方や見方ができればいいな。
なんでもかんでも受け止めすぎてキャパオーバーになったりもするからそこだけは気を付ける笑
まあ何が言いたいかって、STANDZの新MV出たよってこと笑
自分もずっと「受け止める側」だった
バンドのスタッフになってライブ写真や動画を撮ってはいたけど、いまいち実感とかなかった。
生み出すということに。
今回公開したMVは撮影も編集も自分でやってみた。
編集はもちろん一人じゃなくてみんなであーだこーだ言いながら作り上げた。
なんかやっと、「生み出す側」になった感じ。
生み出したものを愛でてほしい、というのは本能なのかな。
しっかり届けたい。
でも、受け取る側が解釈や生み出した側が思い描いていたものと違う愛で方をすると、どうなるだろう。
良い例なのかはわからないけど、カートコバーンなんかそうじゃないかな。
Smellsが爆売れしたけど、本人は気に食わなくて次のアルバムでファンを叩き落したのはすごい笑
自分の頭を銃でぶっ放す人生の終わり方は尊敬できないけれど…
ただ受け取る側はどう受け取るかも自由。
生み出す側の自由と受け取る側の自由がぶつかったとき、吉と出るか凶と出るかの運試し。
ポップスとか世に出てる必ず売れるように作られた音楽たちは、受け取る側の自由に寄り添った形だと思う。
それは決して悪いことじゃないよね。
まあ音楽談義は今はいいとして、
ライブハウスでライブをするということは、自由のぶつかりが目に見える場所。
目に見えるからこそ楽しいんだ。
肌で直接感じれるからこそ楽しいんだ。
今の現状じゃライブハウスでライブをするのが危うい。
いつかまたぶつかり合える日を夢見て、今は耐えて守る戦いを。
その日まで必ず生き抜く。
STANDZもまだまだ控えているものがいっぱいある。
明日がどうなるかの不安は拭えないけれど、STANDZがこれから生み出していくものへのワクワク感も日に日に大きくなっている。
ライブできるようになったらぜひ楽しみにしててほしい。
Thanks.
DAIKI
頑張ろうって言葉があんまり好きじゃない。
こっちはこんなに頑張ってんのに、まだそれを言うのか!って思う時がある。
ひねくれてるとかそう思う人もいるだろうけど、余裕がないときは本当に余裕がない。
言葉って難しいよね。
頑張ろうは人に言うより、自分が自分に言ってあげてほしい。
音楽はきっとそれを支えることできると信じてる。